【The Gift from the Creater-4】後編
「ただいま、ミサト」 柔らかな感触と共に、さっきまでとまったく違う言葉が、不意にかけられた。 途端に身体に纏い付く淫靡で残虐な雰囲気は立ち消えて、どこか清涼な空気に晒される。 「こっちを見ろよ」 なんだかやけにはっ …
「ただいま、ミサト」 柔らかな感触と共に、さっきまでとまったく違う言葉が、不意にかけられた。 途端に身体に纏い付く淫靡で残虐な雰囲気は立ち消えて、どこか清涼な空気に晒される。 「こっちを見ろよ」 なんだかやけにはっ …
堪らなく身体が熱い。 この衣装を身につけさせられてから、それでなくても淫乱なミサトの身体はより淫らに狂っていた。 ご主人様たるリュウジはことのほかこの衣装が気に入ったようで、旅の間も街に入ってからも、この衣装を着け …
淫猥な革帯の衣装に身を包み、恥ずかしげに身を捩るせいでますます卑猥な姿を晒すミサトに、隆治は自身の設定の見事さに満足げに頷いた。 作った衣装が存外に似合ったのもそうなのだが、ミサトの不安げな表情といい、羞恥に身を捩る …
8月13日から8月15日までの間に開かれたサマー・ミッドナイト・イベントに毎日参加したミニゲームの全クリア達成によるクリア合計得点ランキング入賞特典で得た賞品を手にして、隆治はにんまりと口元を緩めながらその手の中の感触 …
目覚めれば犯されて、快楽の中で意識を失い、目を覚ませば違う異形のモノに犯された。 時には、数体続けて、あるいは同時に。 レネの身体はいつもゼリー状のモノで固定されていて、逃げることなどできない。それどころか、それは …
死のう。 レネがそう思ったのが、二日前。 同性であるが故に公表できないまでも、将来を誓い合った恋人のカラを、目の前で起きた事故で失った。 可愛いカラ、キスですら恥じらい、けれど、レネを受け入れてしまえば淫らに身を …
中短編【獲物】のその後になりますので、先に【獲物】をご覧ください。主人公は違います。 *弁護士の私は、行方不明の甥の捜索にあたり、一人の男に出会った。 一人称、エロ少なめ。叔父×甥シーン有り 資産家の両親の二人 …
家で惰眠を貪ってたら、ケータイの着信音に叩き起こされた。 ぶつぶつ言いながら出ると、ダチのレイドからで、なんか、来いって言うから、俺たちの溜まり場である町外れの端っこにある廃病院に来てみたわけなんだけど。 「ひいっ、 …
【現に夢見る君】 (3) 何もない……。 入った途端の第一印象はそれ。 6畳二間……アーンド台所ってとこ? だけど、妙に冷え冷えとした感じがあるのは、ただ室温が低いせいだけではない。 閑散とした……というのが …
【現に夢見る君】 (2) アップルパイ……アップルパイ……。 その単語がぐるぐると頭の中を駆け回る。 実のところ、アップルパイは守備範囲外。どの店がおいしいかなんて情報は頭の中にどこにもない。 いや、ケーキって …
【現に夢見る君】 (1) 酔っぱらってダウンして……記憶が飛んだのは久しぶりだった。 ジャパングローバル社 製造1チーム 里山櫂(さとやまかい)がオレの名だよな……ってぼんやりと考える。 昨日は飲みに行って、なんだ …
※躾 少し疲れたと動きを止めれば、ぐたりと私の腕の中で力を無くす。見下ろせば、なんと呆けた顔で失神しているではないか。 「主を差し置いて寝るとは何事かっ」 まだ私は遊び足りないというのに、と毒づき、増してくる苛つ …
某社の仕事のできる男達の華麗なる日々 【ある日の休憩時間】 「男同士っていいのかな……」 開発部の橋本の発言に、その場にいた残り二人はピキッと音がするほどに固まった。 言った本人は、コーヒーが入った紙コップを片手に頬 …
「ぎゃあぁぁぁぁ————っ!!」 張り裂けそうな痛みに、室内に響き渡る悲鳴が喉から迸った。 すでに細身とは言え玩具の入っているマンコに、夫の人より大きなチンポが入ってきた、と理解できたけれど。 背中を押さえつけられ …
「お帰り」 「た、だいま……り……ました……旦那、さま……」 迎え入れる来生の腕を見た途端、全身の力が抜けた。 五階までの階段の間、何度休んだかもう覚えていない。視界が濁っているのは気のせいでは無くて、夫の姿もどこぼ …
『ビールが無いから買ってこい』 夫に言われて出てきたのは、まだ昼より早い時間。 彼はいつも昼過ぎから出勤して、夜中に帰ってくることが多いから、自然に妻を務める自分の一日もそれに倣って朝は遅く、寝るのも遅くなる。 い …
あれからもう一度お色直しだと外に出されて、スカートの重なっていたレースを取り払われて、再び戻って、今度はダンスのお披露目だ。 前より剥き出しになったアナルに入っている張り型はバイブ機能も持っていて、さっきから新郎の手 …