【嘘をつきたい】
【嘘をつきたい】 ? このお話は、「泊」から約3ヶ月後位のお話です。「会」より後で「嫉妬」よりは前。 ******************************************************* 6 …
【嘘をつきたい】 ? このお話は、「泊」から約3ヶ月後位のお話です。「会」より後で「嫉妬」よりは前。 ******************************************************* 6 …
【嫉妬】? ? 秀也が行方不明。雅人の協力のもと、探し出した場所は? 浩二との出会い 「やっと……手に入れて……」 そんな声が聞こえて、秀也はうっすらと目を開いた。 腹が痛い。何か……だるい……・。 秀也はだるい …
優司は待ち合わせ場所の新宿駅の改札口で、腕時計を眺めた。 「……遅いな……」 待ち合わせ場所はここで間違いがなかった筈だが、時間は5分ほど過ぎている。困った優司は所在なげに周囲を見回した。
【心 笹木秀也(25)×滝本優司(27)】 営業×開発 甘甘/遠距離恋愛/年下攻/秀也の純情ぶり(?)と優司のボケっぷり/当サイトのはじまり/初期のお話は総じてHシーンが少ないかありません。 ☆当初と比較して、現在は熟年 …
綺麗だとは聞いていた。 綺麗なものは何だって好きだから、見てみたいと思った。思ったら止まらない。 井波隆典にとって、『綺麗』なものを手にすることは何を差しおいても良いほどに大切なことなのだ。
八木和宏の肌は、肌理が細かく色味も良いと恋人の井波英典が言う。 その肌が羞恥に染まる瞬間を、英典は好んでいて二人きりの時は油断がならないのだ。 「今日も綺麗だね、吸い付きたくなるよ」 ぼんやりテレビを見ていたらいき …
正月。 一月一日は、寝て過ごすつもりだった。 なのに、一体どうしてこうなっているのだろう。 八木和宏は未だ夢覚めやらぬような顔をして、呆然と窓の外を見つめていた。車の左は崖にも近い山肌で、紅葉が終わった木々が寒々 …
21 店の裏……って? 和宏は表の駐車場に車を止め、灯りの少ない店の横を探るように通っていった。 作業場らしき横に人専用らしい細い道があり、その向こうに窓と玄関の灯りが見える。 店の裏だと電話で言っていたから、あ …
11 体の上の重みが消え去ったことに、はっと意識を取り戻した。 「ひ……でのり?」 喉が痛い。 熱は風邪のせいだったのだろうか? 唾を飲み込むときに感じる痛みにのど元に手を当てる。 話しかけたいのに、思うように …
八木和宏(やぎかずひろ)が両親の足がわりとして訪れた備前焼の店。 所在なげに店の外で佇んでいた時にその店の息子が話しかけてきた。それが井波英典(いなみひでのり)だった。しかし、次の日会社で逢った英典の態度はひどく冷たいも …
PDFファイル:SF-Kogane-Bill04 信じられないとばかりに見開いた瞳に映るのは、灯りの加減で緋色に見える髪を持つ男だった。 茫然自失と言った、およそビルには似つかわしくない言葉。なのに、今の彼はまさにそ …
カベイロスに戻り帰還の挨拶に執務室に寄って、ボブに土産の品を差し出した。 「ありがとっ! 愛してるよぉっ」 「おいっ」 皆がいる部屋でボブがぎゅうっと抱擁してくる。 「離れろ、暑苦しい」 「ええーっ、感謝の印なのにぃ …
リオ・チームで一番クールな男ビルは、ある日人誰にも言えない事に気が付いた。そのことに苦悩するビルの新しい任務の辞令は、第二艦隊パラス・アテナへの一時出向。そこで出会った不遜な男対ビル。ビルは自分の悩みを吹き飛ばすことがで …
? 「また、いないんですか……」 ドアを開けた途端、主不在の机が視界に飛び込んできた。 キイチ・ウォンの歯噛みするような声に、中にいた同じチームの隊員達が笑う。 「キイチがいなくなってすぐに。あんまり素早すぎて捕まえ …
11 「あの、どうです?」 「何だ?」 100m走のタイムを測って、キイチは荒い息を落ち着かせながら問うた。 「満足したかってこと」 有無を言わせずにトレーニングルームに連れ込まれて、体力テストをされて、ようやく一段 …
??鳳凰の翼? - 2003-09-16 – 400,000HITキリリク ミミさん。 キイチにとって守りたい相手はボブ、そして仲間達。だけどボブにとってそんなキイチは目が離せない存在。その理由は……。ボブと …