【淫欲騎士 忠誠】
皇国の王との謁見の場には、皇国の大臣達、さらに聖騎士団の団長以下主立ったものも臨席していた。 我が国からは、王たる私と親衛隊長、そして当の本人であるモリオン、否トリアーデだけだ。 今日は前々からの打ち合わせ通り、私 …
螺館_ファンタジー系
皇国の王との謁見の場には、皇国の大臣達、さらに聖騎士団の団長以下主立ったものも臨席していた。 我が国からは、王たる私と親衛隊長、そして当の本人であるモリオン、否トリアーデだけだ。 今日は前々からの打ち合わせ通り、私 …
一ヶ月の親衛隊員としての訓練と躾の後、忠誠という観点からはなはだ不十分であったが、あの建物からモリオンを出すことになった。 もちろん、逃亡防止の忠誠の首輪を取り付けてからだ。 もし逃げようとしたり、それを取り去ろう …
聖騎士の戒律は、自己の欲を禁ずるモノが多い。 傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲という七つの大罪と呼ばれるものは特に強く禁じられている。 その戒律を忠実に守っているからこそ、聖騎士は民からも尊敬され、高い地位 …
餓えに餓えたアナルの肉は熟した熱を孕み、ペニスはというとご馳走を乞うた口のようにだらだらと粘液を零して、臍にまで垂れていた。 それを指先で掬い、頬に擦り付け。 「淫乱」 耳元で囁いてやれば、虚ろな瞳に理性が宿り、顰 …
刺青は、最初は背に、ついで胸から腹に入れた。 まだまだあちらこちらに入れる予定だが、この二カ所は、王の所有物である証が前からでも後ろからでも判るために必要だったのだ。 もともと、この国の守護を司る龍は紋章にも入って …
窓一つ無い薄暗い牢獄の中で、一人の青年が全裸で繋がれていた。 手首と足首に付けられているのは分厚く丈夫な革でできた枷で、ご丁寧に重い金属の南京錠でロックされていた。そこから伸びるのは全て鋼でできた鎖であり、家庭にある …
紫紺さまが言うなら、毎日性交しなくても大丈夫というのは本当だろう。 不思議なほどに紫紺の言葉は信じられる。紫紺がお腹の卵の親だからだろうか、きっとそうだろうとアイルは思うのだが、それでも時に不安が押し寄せる。だがそん …
以前8まで公開していた「託された想い」の続きで、出産まで2章分です。Hシーンとか無いです。 甘々な紫紺様です。 医務室で二週間、その後館に戻らされてからずっと、アイルは安静を厳命されて寝具の上にいた。 もっとも両脚共 …
城の中は広いが、知られてはならぬ者を監禁する場所は限られている。 何しろいたるところに警備兵や召使い達がいて、王族の居住区に近いほどに親衛隊や騎士団の護衛までもが控えている。執務室付近も貴族達の護衛がいるし、下男がい …
二日前に相談を受けた、商団長曰くやっかいな揉め事は、けれど紫紺の手腕にかかれば数度の交渉でたやすく処理できて、こんな簡単な問題を早々に処理できなかった商団長に厳罰を与える。 そのまま馬の踵を返して館に帰還したのは、出 …
卵を腹に抱いてから三ヶ月と少し。 抱卵部屋と言う名のアイルの部屋で毎夜紫紺の相手をする日々は、最初の頃のように早々に意識を失うことは無くなった。けれど、その分長く、激しくなったのではないかと思うほどに、紫紺との行為は …
子宮内に入った卵は数日かけて馴染んでいく。それがどういうことか、聞いたときには判らなかったけれど。 「……気持ち……わる……」 卵を入れられた次の日から、食べ物の匂いを嗅ぐどころか、目にしただけで吐き気が込み上げて、 …
無様な同胞の姿は、企てた以上にアイルを縛ってくれたようだ。 もともと船の中でも柔順だったけれど、今では身を投げ出すことを厭わなくなった。と言っても、決して楽に受け入れたわけではないところが楽しませてくれる。 今朝方 …
第二王子、しかも王位継承の最優先候補とされる紫紺は王城の敷地の一角に専用の館を持っている。 その館に急遽しつらえられた抱卵部屋では、アイルの苦しげな呻き声が響いていた。それに被さるように紫紺の叱咤の声が鋭くかけられる …
準備は侍従に任せ、積み込み作業の監視という一仕事を終えた紫紺はゆっくりと風呂に浸かった。 湯面が少し揺れているのは、先ほど船が出航したからだろう。 内湾部の波は静かだが、これからしばらく荒れた海域を通ることになる。 …
託された想い ファンタジー 甘め (一区切りはつけていますが、続く、と思います) 竜から進化した竜人族と、耳の長い獣から進化した耳長族のお話。 卵生と胎生の交わり、托卵、強制性交 試用版ePUBデータ / 試用版Kind …
《医薬毒生物研究所 成果報告書》の第三弾 黒茶蜂(こくちゃばち) 異種姦(昆虫)、産卵、実験体、身体改造 世界五大大国の一つリソール王国の密林は、独自の進化形を辿った生き物が多い。 独特の環境下が他の品種を受け入れな …
融合実験体(キメラ)に提供された別の実験体 蔓、肛虐、人体改造 「あっ、はあっ、あっつぃ……あぁぁ……」 身体の奥底からこみ上げる熱に、堪らずに呻き声をあげた。 じっとしていられない。 腹の奥底からマグマが噴き上げ …
今日は早々に黄金花の生殖蔓にアナルを抉られる度に白濁混じりの液を鈴口から噴き出して、蒼白だった肌を淫らに朱に染め、イヤらしく誘うように腰を振っている。 「あ、あぁ、イィッ……んっ、あふぅ」 少し音量を上げれば、耳障り …
世界五大大国の一つリソール王国は、大国ながらその国土の1/4が太古からの密林と湿原、さらに北部には険しい山岳部と、活用できる土地としては中堅国程しかない。だが、それらの土地には他国にない特異な動植物の生息地があり、その …