【執着心に晒されて】

30万HIT記念  明石雅人が用事があって兄の部屋に来たのは、春にしては熱い日だった。  寒い日もあるからとファンヒーターがまだあるというのに、窓越しの日差しはジリジリと肌を焼く。 「暑いっ、エアコン入れよっ」 「窓を開 …

【残された想い】

20,000hitキリリクrabi様のリクエストです。 浩二の雅人への想いを浩二視点で描いてみました。 一人きりの一夜の続編になりますが、これだけ読まれても問題はないと思います。 ——&#8212 …

【真実の心】

 その日、明石雅人は暇をもてあましていた。  勤務日の変更をいきなり言われ、代わりの休みを先行して貰ったのはいいが、恋人の増山浩二は一向に連絡が取れなかった。  医者である浩二は、携帯の電源をOFFにすることはない。電波 …

【独占欲2】

 どこかでベルが鳴っている。  うるさい……どこで鳴ってるんだ……。  手を伸ばす。  数度辺りを叩く。  と、何かが手に触れた。それを掴んで、スイッチを押す。

【独占欲1】

 最近、雅人は浩二と遊ぶことが多かった。  明石雅人は職業がホストのため、昼間寝て夜働く。週5日制だ。  雅人がホストをしている店では、雅人はNo.1だった。今時の端正な顔と面倒見のよい性格、そして身につけた接客手法は追 …

お知らせ

こんばんは? 本日TOPページのデザインを変更しました。リンクが繋がっていないなど、おかしなところがありましたら遠慮無くご連絡をお願いします。 小説2が増えたので、小説3として「中短編」のページへ移動しました。 小説2は …

更新連絡

あけましておめでとうございます。 今年も更新回数は少ないかもしれませんが、ゆっくりと進めていきたいと思います。 取り急ぎ、本日の更新連絡です。 SS「神の器」  何も判らぬままに攫われてきた青年の運命は。彼を支配するのは …

憂からの親展

7月吉日 お客様各位  お客様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。  私こと憂は、皆様のご愛顧のもと、毎日大好きな精液を浴び、イヤらしいケツマンコに溢れるほどに注いでもらうという、かつてないほどに幸 …

【永遠の契約】

 昨日までの嵐が嘘のように澄み切った青空が広がり、風が緑の清涼な香りを心地よく運ぶ。  ラカンでは、祝いの儀式が雲一つ無い晴天であれば、それは神に祝福された証だと言われていた。   一度決めた祝いの日程は、よほどのことが …

【居場所】

 この国に風南が捕らわれて三年の月日が経っていた。  風光明媚な庭を持つ城の、ごく僅かの範囲しか知らない風南だが、ラカンの季節も美しいと感じる余裕ができていた。  最初の時ほど客が来ることもなく、その分接待役としての責務 …