【淫欲騎士 おまけ】

※騎士勲章授与式にも臨席した貴族 「聖騎士分隊長昇格おめでとう。証を授けよう」 「ありがとうございます。これよりいっそう精進し、神と皇王殿に誠心誠意お仕えする所存でございます」  新しき若き聖騎士の分隊長の姿に、数年前の …

【淫欲騎士 責務】

 舌先を鋭くし、目の前の背筋を下から上へとねっとりと舐め上げると、肌にのった卑猥な裸体画が歪み、うねるのを愉しみながらちろちろと擽るように輪郭を辿れば。 「はっ……ぁ……っ」  空に向かって吐き出すコレの吐息の掠れた音が …

【淫欲騎士 休養】

 三ヶ月。  その短いようでやはり長い月日は、私がアレに触れていない期間だ。まあちょうど恒例の地方巡回などに忙しく、ちょうど良かったと言えばそうなのだが。  それでも、あの一度味わえば忘れられぬほどの、熱くまとわりつく滑 …

【淫欲騎士 忠誠】

 皇国の王との謁見の場には、皇国の大臣達、さらに聖騎士団の団長以下主立ったものも臨席していた。  我が国からは、王たる私と親衛隊長、そして当の本人であるモリオン、否トリアーデだけだ。  今日は前々からの打ち合わせ通り、私 …

【淫欲騎士 任務】

 一ヶ月の親衛隊員としての訓練と躾の後、忠誠という観点からはなはだ不十分であったが、あの建物からモリオンを出すことになった。  もちろん、逃亡防止の忠誠の首輪を取り付けてからだ。  もし逃げようとしたり、それを取り去ろう …

【淫欲騎士 訓練】

 聖騎士の戒律は、自己の欲を禁ずるモノが多い。  傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲という七つの大罪と呼ばれるものは特に強く禁じられている。  その戒律を忠実に守っているからこそ、聖騎士は民からも尊敬され、高い地位 …

【淫欲騎士 捕獲】

 餓えに餓えたアナルの肉は熟した熱を孕み、ペニスはというとご馳走を乞うた口のようにだらだらと粘液を零して、臍にまで垂れていた。  それを指先で掬い、頬に擦り付け。 「淫乱」  耳元で囁いてやれば、虚ろな瞳に理性が宿り、顰 …