須崎コレクション1

須崎コレクション1

 須崎さんは最近地下の店でなにやら一生懸命作っている。
  どうせろくでもないモノだと思ったけれど、面白そうなので様子をみていたら、とんでもないモノができあがっていた。
つうか、その巨大さも、ゴツゴツ感も、形状もないだろうっ、と思ったけれど。
「テル、挿れて見ろ?」
蒼白のテルの顔は見ていてそそられるから、黙っていた。
「でも、須崎さん、それ、売れないっすよ。いくらなんでも、並の奴隷じゃ壊れますって」
まあ、テルくらい淫乱マゾ奴隷ならば良いけれど。この前、初フィストも成功させてたし。
「そっかあ、これでも小さくしたんだけどな。……まあ、テルでも無理かと思ったんで、作り直した」
って、取り出したのは、須崎さんどころか俺の腕よりもごついモノだった。
「いや……。まあ、思いとどまって良かったっす……」
さすがに、それしか言えない代物だった。
27-1.jpg 原寸大