Animal House 【調教師ディモンの日常】

Animal House 【調教師ディモンの日常】

Animal House 調教師ディモンの日常 閑話休題

調教師のストレス解消法、的な話で、短編です。
ディモンは大型アニマル専門の調教師。鞭打ちと薬で痛みを快感として感じさせ絶頂を迎えられるような調教を得意とします。罰は鞭打ち、拷問も担当します。
今回の短編は、Animal Houseにしては、甘めのお話です。
なお、この館では基本的にアニマルは動物名で呼ばれており、種類分けはほとんどが担当調教師の趣味で決まりますので、実際の動物とはイメージが違う場合もあります。

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 その日、ディモンは秘かに好意を抱いている同僚調教師の機嫌を損ねてしまった。
 部屋を追い出されるように出てきたディモンの表情から、それまで浮かべていた笑みが消え、眉間に深いしわが刻まれる。
 愛想笑いなど、彼以外に見せる気はないディモンにとって、その彼からの拒絶に、胸の奥でどす黒い塊が渦を巻き始めていた。
 体格的には彼の好みに外れていないはずなのだが、アプローチをかけても、どうしてもその気になってくれない。どころか、まったく眼中に入れてくれなのだ。
 彼にとって、デイモンはあくまで便利な補佐役で、調教の好みが似ている同僚でしかない。
 それでも良いと思ってはいたけれど、時折苛立つ感情が理性というものを押し崩そうとしている。
 この身の奥、飼い慣らしているはずの獣が暴れ出しそうで、ぎりっとこぶしを硬く握り封じ込めようとは努力はしていた。じわりと広がる悪感情を冷やす算段をしろと、まだ残っている理性が叫んでいた。
 そんな明らかに不機嫌なデイモンの表情に、すれ違ったスタッフ達が思わず足を止めて振り返ったのも気にせず、そのまま自分が担当する小屋へ向かう。
 と言っても、現在進行形で放置していたお仕置き中のヒョウたちのところではない。こんな感情でお仕置きを始めたら、きっとそのヒョウたちを壊してしまうのは目に見えていたからだ。
 その代わりにディモンが向かったのは、その小屋を通り過ぎたさらに奥にある小屋だった。
「よお、久しぶりだなあ」
 小屋に入りながら声をかければ、それに薄暗い小屋の奥にいた塊がむくりと動き、やたらに白が目立つ瞳がディモンを見据えた。
「……ほんと、久しぶりですねえ、もう俺のことなんか忘れちまったのかと思ってましたよ」
 ケラケラと嘲笑が混じった返事に、ガツンと思い切り良くその柵を蹴る。
「あらら、ご機嫌最悪っすか」
 のそりと身体を起こしたそれが、ぺたりと尻をつけあぐらを掻いて座り直した。
 アニマル故に全裸だが、盛り上がった筋肉を持っていて体格の良さが際立つ。ディモンより大きなその身体の肌はまるで闇に紛れるような黒光りしており、白い歯と白目ばかりが目立っている。
「うるせえよ、ゴリラ」
「ああ、マジで機嫌悪いのか……でも、俺にとっては、好都合、かな?」
 首を傾げながらも、どこか色気の混じった表情のゴリラを、ディモンはくいっと指で呼び寄せる。
「いいから、来い」
 それに、しようがないなとばかりに首の後ろを掻きながら、ゴリラと呼ばれた彼はのそりと身体を起こし近づき始めた。
 小屋は一見普通の部屋の中に、その体積の大半を占める檻が中に設置されているような形態をしている。
 その部屋の壁と檻の間に立ったディモンまで、時折床に転がるダンベルやらを横に転がして道を作りながら這い進むそれに、ディモンが顔を顰めた。
「ちったあ、小屋の中を片付けろ。足の踏み場もねぇじゃないか」
「手が届く範囲にあるのが良いんすよ」
 ばさりと手で払ったグラビア雑誌が、グラマラスボディを晒していた。それを後ろ足で踏みにじり、柵を太い指が掴む。
 その股間にぶらりと下がるのは、この館でも最大級のペニスで、勃起時最大径が7cm弱。膝に届くのではないかというほどのそれは、本物のゴリラが短小なのとは違い、体格から見ても段違いにデカい。
 フィストサイズのそれがあるからこそ、このゴリラの役目はやはりショーへの出演、特に小柄なアニマルへのレイプショーでは人気のオスなのだ。
 鍛えられた身体は相手に威圧感を与えるためで、そのためにこの小屋にはトレーニング用品一式が揃っていた。ダンベルなど凶器になるようなものも与えられているのは、これ自身が完全にこの館での仕事を適職だと考えているからだ。
 そのためにとひたすら実用的な筋肉を鍛えるのが、このゴリラの日課だった。
 小屋の外に自由に出ることはできないが、日々の待遇は並みの調教師ほどに良いのも、このゴリラがこの館での仕事をひどく気に入っていて、命じられれば何でもするからだ。それがたとえ、どんなに非情なことであっても、ゴリラは嬉々として行ってきた。
 さらに、このゴリラは特にディモンには忠実だということもあった。
「舐めろ」
「はいはい」
 柵の隙間に着衣のまま腰を押しつければ、ゴリラが慣れた様子で歯を剥いてジッパーをじりじりと下ろし始めた。そのまま、舌先が隙間に入り込み、長いそれで奥を探る。
「……っ」
 器用な舌はすぐに目的のものを見つけ出して、吸引して捕らえ、そのままずるりと外へと引き出す。
 とたんに、喉の奥まで銜え込み、激しくストロークして、ディモンの陰茎全体を刺激しまくる。
「んっ、くっ……相変わらず、美味そうに銜えやがるっ……っ、ほ、しいのかよ、そんなに俺の子種がよっ」
「ん、んっ」
 ゴリラほどでなくても十分に太いそれを一瞬たりとも離さないとばかりに吸引したままに、こくりと頷くゴリラは、先ほどまでの面倒そうな物言いなどどこにもなく、どこか陶然とした面持ちで一心不乱にしゃぶっている。
「そりゃあ、すまなかったなあ。あいにくと俺のが欲しいってやつはいっぱいいるんでなあ。おまえの分までなかなか溜まらねぇんだわ」
 指を伸ばして、涎が溢れて流れる喉元をこりこりと擽れば、堪らないとばかりにゴリラの身体が揺れた。
 その尻がウズウズと蠢き、股間では立派なペニスが腹を打つほどに反り返っていた。
「ほら、もう良いから、尻を出せ」
 ぐいっと額を押して促せば、チュポッンと名残惜しそうに離したゴリラが、それでも急いで尻を向けた柵へと押しつけてきた。
 尻タブが柵に押されて、その狭間が大きく広がる。
 周りの肌より薄い色の穴が、ヒクヒクと震えていた。
「欲しいかよ?」
「ああ、……ああ、欲しいね」
 うっとりと、尻をグリグリと押しつけながらゴリラが願う。
 オスとして扱われるこれは、その仕事柄メスになることは滅多にない。というより、まずない。よほどの悪趣味な客が望んだときだけだ。
「はっ、好き者が」
 だが、ディモンによって開発されてしまった穴は、いつでもオスのペニスを求めている。
 だが求めているけど、簡単にはもらえない。
 交尾の管理はディモンが行っていて、ディモンがオスを与えないからだ。
 それもこれも、全てはディモンの性欲解消をさせるためだった。
「うっ、あ、あっ……」
「きついな、いつぶりだっけ?」
 締め付けのたいそうきつい穴が、その軋みに悲鳴を上げていた。
 滅多に使わぬ穴に、極太サイズのペニスが唾液だけを頼りに潜り込む。それが与える痛みに、ゴリラ自慢のペニスもさすがに少し萎えかけていたけれど、それに構わずグリグリと腰を押しつけて、無理矢理に押し開いた。
 もっとも、 久しぶりといえど、拡張は済んでいる穴だ。馴染んでしまえば、それは極上の肉穴としてペニスを迎え入れて、うまそうに締め付けてくる。
「おい? いつぶりだ?」
「う、……くっ……、た、たぶん……三週間……あっ、うあっ!!」
 ぐいっと前立腺を狙って突き上げたとたん、不意にゴリラの身体がビクンと震え、きゅうっと中が引き絞られる。
 ザワザワと扱くように蠢く内壁の、その妙なる快感を味わいながら、ディモンはくくっと喉を鳴らした。
「なんだ、もう達ったのかよ。メス穴破壊マシーンを誇るゴリラにしては、やけに早漏で、情けねぇったらありやしない」
「う、るせ……っ、こ、われんのは、……きっちい穴して、る奴らが悪い、んだよ、っく、あ……は……、イ、いだろ……が……。俺の中も」
 けれど、ディモンの嫌みなど気にもしないとばかりに、肩越しに振り返ったゴリラが笑いかけてきた。
「く、れよ……俺ん中にぃ……あ、んたの、こだ、ね……、くれよぉ……」
 よほど飢えていたのか、きゅうきゅうと締め付けながら、少しでも深く欲しいとばかりに柵へと尻タブを食い込ませ、デイモンの布と激しく擦れ合う。
「だったら、てめぇで動きな」
 腕が通る程度の柵の隙間に、腕を入れて握った乗馬鞭でその背を叩く。
 いつも使う一本鞭は、この柵越しでは使いづらいからと、こういうときに使うそれは、ゴリラの背に強い痛みを与えられるのだ。
「あ、ぐぅっ! ったく、相変わらず……乱暴なっ、っく萎えるじゃ、ねーかっ、……ったく。あうっ、で、でもっ、あんたの、くそっ、サイコー、だぜっ」
 バシン、バシーンっ。
 繰り返される殴打に、けれどゴリラは呻きながらもその腰の動きはますます速く、激しくなる。
 知り尽くしたゴリラの性感帯を狙えば、その身体が快楽に跳ねて、汗が迸る。
「んぐっ、痛ぇってっ、あぐっ、ひいっ、イイっ、た、まんねぇっ」
 締まりの良い肉穴に、堪らずディモンの腰も前後する。
 最初はずれていた抽挿も、互いの息があった瞬間、一気にラストスパートに入って。
 丈夫なはずの柵が、ガンガンと揺れるほどに震え、尻タブに青あざすら浮かんできた。
 それでも止まらないそれに、まずゴリラが。
「うっ、がぁっ、あぁぁっ」
 雄叫びを上げながら、ビュビュッと濃いザーメンを床に振りまくり、ついでディモンがぐっと息を詰めて。
「んっ、くっ……」
 ぎりりと片手で腰を引き寄せながら、腰を限界まで押しつけて、ドクンドクンと体内の澱みもろとも吐き出すかのように、ゴリラの胎内を汚していく。
 多めのそれは、ゴリラ以外のアニマルを性欲解消に使わないからだと、これは知らないだろう。
「は、あっ……」
 射精は長く、吐き出しきったと思ったとたんに、その身体が後退して、ずるりと長い陰茎が飛び出してきた。
「あ、お、い……も、終わり……かよ……くそっ」
 名残惜しげに、精液が垂れる穴を柵に押しつけるゴリラに、首だけ振って拒絶した。
 ゴリラを使っての行為は、解放感はあるがそれだけだ。ディモン自身、満足できた訳ではなかったが、理性が落ち着けばこのむなしさにやる気も失せる。
 来なかった三週間、想い人のそばで欲情しなかったと言えば嘘になる。襲いたくなるのを我慢して、相手の言葉に一喜一憂して、頼ってくれることに喜びを感じる。なのに、暴走しがちな欲情を必死で我慢して、平気な顔で従うのだ。
 自慰では解消できない思いの丈を我慢する自分は、きっと精神的にマゾなんだろう。
 そんな自覚を再認識しながら、気怠げにゴリラを見やったディモンはもう動くつもりはなかった。
 そのことが伝わったのだろう、ゴリラが悔しげに舌打ちする。その股間がむくりと起き上がっているのは、まだ満足できていないからだ。
 痛みで薄れた欲でも射精まではいったのだが、三週間の禁欲を解消するほどに高められたわけではないだろう。
「あー、もう……いつものことだけど……。ったく……」
 諦めてぺたりと座ったゴリラが、ディモンをじっと見ていた。
「なあ、俺さあ、あんたなら何されても良いぜ」
 ゴリラがそんなことを言うのは、いつものことだ。
「犯しても、ぶっ叩いても……。ほら、あんたの好きな鞭で、目一杯やってくれても良いぜ、なあ、だからもっとくれよ」
「嘘つけ、痛いの嫌いだろうが」
 さっきぐらいのなら良いが、一本鞭で打たれている最中のゴリラは、まず間違いなく萎えて性的興奮が静まってしまう。
 薬を使っても、どうしても痛覚と快感が結びつかなかったのが、このゴリラだ。
「でも、まあ……あんたに叩かれるのは、まあ、痛いの嫌だけど……好き、だし」
 この館に連れてこられたアニマルはたいていそんな境遇に嘆き、失意のうちに淫欲に狂い、壊れていく。けれどたまに、ここの生活を楽しめるアニマルもいることはいる。このゴリラもそれで、何よりディモンが好きだから、何でもするとまで言っているのだ。
 どうやら、外での生活では良いことなど一つもなかったというほどに、ひどい目ばかりに遭っていたらしい。そんな彼の精神はどこか壊れていて、他のアニマルの処刑に使われても、罪悪感など抱くことはないようだ。
 それよりも、ディモンに嫌われることだけはひどく怖れるぐらいに、懐いている。
「おまえも物好きだなあ」
「あんた限定だけどな」
 ニヤリと笑った拍子に、白い歯が目立つ。
 ふっとその逞しい身体を見下ろすと、つややかに磨かれた黒い肌に、ゴリラ自身のザーメンが白く点々と散っていた。
 その卑猥な様子が目に入って、どくりと腹の奥底が疼く。
 もう良いか、と思っていた性欲が、またぞろ首をもたげてきた。絡みつくゴリラの視線にも誘われてしまったようで。
 その縋り付くように見つめる熱い視線にほだされたわけではないが、ディモンの口から言葉がこぼれ落ちた。
「……そうだな、だったら鞭で十発ほど叩かせろ。ションベン漏らさずに我慢できたら、また犯してやるよ」
「え……、やっぱり叩くのか?」
「何でもして良いって言ったろうが」
「いや、そうだが……」
 立ち上がり、檻のゲートへと向かう背に、「いや、でも痛いんだが……その、なあ……」とかいろいろ言っているのが聞こえていたけれど。
「先に麻痺薬塗ってやるよ。少しはマシだろ?」
「あっ、そればぜひっ」
 コクコクと頷くゴリラは、本当に鞭は大嫌いなのだけど、それでもディモンにだけはその背を無防備に晒す。
 本当なら、こんな情けなどアニマルにはかける必要はないのだが、ここまで懐かれてほだされているのか。
 ガチャリと内側から鍵を閉めなおし、愛用の一本鞭を取り出して、おとなしく四つん這いで尻と背を晒したゴリラへと視線を落とす。
「きれいだな、傷がほとんどない」
「あんた以外、俺の背に鞭するやつなんかいないからな」
 それを決めているのはディモンのほうなのに、やけに自信満々に言い放つそれに、ディモンは薄く笑って。
 薬をその背に広げながら、耳元で囁いた。
「だったら、今度ゲイルに打ってもらうように頼もうか? あいつの鞭は、俺より効くぜ」
「え、い、嫌だっ、それは。ほ、ほらっ、無理に打たれたら、俺インポになっちまうっ、ほ、ほら、ショーに出られなくなるしっ、なっ、そ、れ、は止めて……止めて下さい、なっ」
 ワタワタとうろたえ、懇願を始めるゴリラの姿に、ディモンは目を丸くし、次いでブブッと吹きだした。
「いや、マジ、ほんと。お、願い、しますっ、なっ」
 よほど鞭が嫌いなのだろう。
 これでも、メスアニマル達に恐れられてるあのゴリラかと思うのだが、そのときとの落差に堪らず吹きだして。
「お、まえ……ほんと、マジでおもしろいな。うん、この館のアニマルでも、別格だな、っ、おまえは……くくくっ」
「いや、そんなに笑われても……。うわあ……なんか俺の繊細な神経も傷つくぜ」
 とうとうゴリラがふてくされて、ブツブツとぼやき始めるまで、笑いは止まらなくて。
 部屋を出たときはあんなにも不愉快だった気持ちも薄れてしまっていたほどに。
「ほれっ、背を出せ、叩かせろ」
「はーい……、笑われっ子のゴリラの背中、いっぱい叩いて下さいよお」
 ふざけた物言いで誘われるそれに、ディモンも気が抜けてしまい、それでも何とか振り上げた鞭の勢いは、やはり弱かった。
 しかも、打っている最中、ゴリラがずっと戯言を言い付けるので、よけいに気が抜けるのだ。
「なんつうか……あうっ! うっ……で、きればもっとこう愛とか、ないのか、んぐぅっ、ねぇ、俺たち、くあっ!」
「調教師と、はっ、アニマルに……っ、愛なんかある、とっ、わけないだろっ、っと」
 いつもなら、こんなアニマル相手だと、よけいにいきり立って責め立てるはずなのに、あまりの好意にそんな気も抜けるのか。
 こんなアニマルは初めてのディモンがいくらつっけんどんにしても、ゴリラは気にしない。
 気にしないどころか、よけいにふざけて擦り寄って、ディモンが切れない程度に煽っている。
 それを思えば、このゴリラはそうとう頭が良いのだろうけれど。
「だ、けどっ……っ、ち、ちょい、待ちっ。ってこれ──っ、ああ、一発多いっ」
「あー、そうか? まあ良いじゃねえか」
 わざとの行為に、不平の言葉を上げたゴリラがばっと振り返り、仕返しとばかりに抱きついてきて。
「だ、だったら、その一発分の代わりに、キスっ」
「なんで、てめぇにやらなきゃならんっ」
 押し倒されて、上に乗られて、頭を固定されればその体格と重さに逃れられない。
 重量級のアニマルには、本来ならば小屋の中でも枷も鎖も付けられているが、このゴリラは免除されていた。
 それが油断だとは思わないのは、ディモンが本気で嫌がれば、ゴリラもそれ以上してこないのが判っているせいだ。
「良いじゃないっすかあっ、むちゅぅっ」
「んぐっ、んっ、っせっ、むぐぅ」
 鍛えた筋肉はびくりともせず、けれどその表情は切なげで、知らず四肢から力が抜けた。
 その代わり、口が離れたと同時にぴしりと言い放つ。
「俺はマグロだ、てめぇで勝手にやれよ」
「判ってるって、俺が全部するから」
 ディモンの言葉に、とたんに嬉々としてゴリラが一度はしまわれたペニスを再度取り出して。
「使わせてもらいます」
 それに向かって恭しくお辞儀をする姿に、ディモンは堪らず吹きだしたのだった。

【了】