うれし……です… (3D)

うれし……です… (3D)

 仰向けにされたと思ったら、抱え上げられた。
 男の手は力強く、軽いとも思えない彼の体を難なく持ち上げて、抗う間なく腰を引き下ろした。
「あ、ぁぁぁぁっ!」
 彼の喉から悲壮な悲鳴がほとばしる。
 さんざん蹂躙されたアナルもまた、悲鳴を上げている。
 みしみしと腰から砕けてしまいそうな痛みと、——信じられないほど強烈な快感に、意識すら飛んでいく。
 南国のリゾート地で一人ぼんやり過ごそうとやってきた。入って一年経っても慣れない仕事に疲れ、なけなしのボーナス全部はたいてやってきたというのに。
 空港で言葉巧みにこの男に捉えられ、滞在期間の一週間、すべてをこの男に支配された。
 一日目で快感を教えられ、二日目で服従を教えられた。
 三日目にはピアスをつけられて、さらに敏感な体に変えられていく。
 そして最後の夜も、男は飽くことなく彼を犯し、おとしめる。
「動け、自分で腰を動かせ」
 男が命令する。
 疲れ切った体はお互い様だというのに。
「ひ、ひくっ」
 腫れて敏感になった乳首をつままれ、痛いほどに擦られて、全身がびくりと硬直する。
 性器となった排泄口がぎゅうっと締まり、男のペニスの形を感じて身震いした。
 それは、紛れもなく期待に充ち満ちたもの。
 腰が勝手に動き出す。
「あ、あっ、はぁぁっ」
 疲れ切って萎えたペニスが、むくりと起きあがってくる。
 沸き立つ快感に、忙しなく吐息がこぼれる。
「戻ったら、俺の部屋で飼ってやる」
 背筋を走った震えは、男の言葉のせいなのか、肩口に食い込む歯の感触のせいなのか。
「うれしいだろう?」
 ささやく言葉に、彼は涙しながらこくりと頷いた。
 けれど、男は容赦しない。
「言葉で返せ」
 奴隷が主人に態度の意味を考えさせるなど、言語道断だと教えられたのはいつだったか。
「は、い……」
 だから、重い口を開けて、掠れ震える言葉を必死になって繰り出して。
 心が引き裂くような悲鳴を上げ続けているけれど、彼はすべてを諦めた瞳で、飼い主となった男を仰ぎ見た。
「う、れし……です……。ご主人……さま……」
 逃れることなど叶わぬのだと、男の正体を教えられたときに、知ってしまっていたから。
 その言葉に、強大な力の支配者たる男は、愉しそうに酷薄な笑みを浮かべたのだった。
 
【CREDIT】
Michael4(DAZ)
MH ASH for M4 (Renderosity) Skinのみ
Twelfie-Hair by SWAM (Renderosity)
HZ’s David for M4/H4 (MALEPOSEROTICA)
Koz’s Messy Hair
12-1.jpg 原寸大